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| ホリスティック医学とは? | ||
ホリスティックは、holisticで、語源はギリシャ語のholosです。「全体」とか「全人的」などの意味があり、ホリスティック医学は日本では全人的医療とか包括的医療などと訳されています。ホリスティック医学という概念が生まれたのは1920年代のアメリカですが日本でも、約20年ほど前に日本ホリスティック医学協会が設立され、さまざまな運動が始められてきました。日本ホリスティック医学協会ではホリスティック医学ということを次のように規定しています。 1、ホリスティック(全的)な健康観に立脚する 人間を身体、心、気、霊性等の有機的統合体としてとらえ社会、自然、宇宙との調和に基づく包括的、全体的な健康感をもってのぞむということである 2、自然治癒力を癒しの原点に置く 生命が本来、自らのものとして持っている自然治癒力を癒しの原点におき、この自然治癒力を高め、増強することを治療の基本とする 3、患者が自ら癒し、治療者は援助する。 病気をいやす中心は患者自身であり、治療者はあくまでも援助者である。治療よりも養生が、他者療法よりも自己療法が基本であり、ライフスタイルを改善して患者自身が「自ら癒す」姿勢が治療の基本となる。 患者の中には病気は、医者が治してくれるものと思っている者がいる。医者にできるのは「手当て」だけである。ことわざにある通り、「病気は神が、治し、医者は神の代わりに金をもらう」のである。また病気は日常の生活の中で起こるもので、生活の仕方とのかかわりが深い。よく同じ病気の再発を繰り返す者がいる。生活の仕方、ライフスタイルを変えないかぎり病気から逃れることはできない。 4、さまざまな治療法を総合的に組み合わせる 西洋医学の力を生かしながら、中国医学やインド医学などの各国の伝統医学、心理療法、自然療法、食事療法、運動療法などの種々の療法を総合的、体系的に組み合わせて最も適切な治療を行っていく。 人間の歴史は長い。しかし近代医学の歴史は数百年にすぎない。地球は広くそのいたるところに人類は住んでいる。西洋はその1部に過ぎない。病気を治す方法に枠をはめたり制限したりするのは不遜であり不逞である。 5、病への気付きから自己実現へ 病気を自分への警告ととらえ人生のプロセスの中でたえず「気づき」の契機としてより高い自己成長、自己実現を目指していく。 単に病気を否定すべきものを、治ればそれで終わりととらえるのではなく、病気の自分への「警告」の意味に気付き、これを契機により高い自己成長、自己実現を目指していく疾病観を持って欲しいのである。 定義はともかくとしてホリスティック医学のとられ方にはいろいろあり中にはホリスティックとはアンチ西洋医学あるいはアンチ現代医学というとらえ方をする人もあります。つまりオーソドックスな医学以外の医学という見方です。これは西洋医学が局所の医学であり全体を見ないということからくるのでしょうが、ホリスティック医学というものを理想的な医学として考えていく上では間違った考えのような気がします。全体を見つめようということは、部分はどうでもいいということにはなりません。全体を見つめるだけで部分はどうでもいいとする医学もやはり1人前の医学ではありません。 ホリスティックという場合は、理想的な医学、つまり1人前の医学を指しているわけですから、部分を厳しく見つめる医学当然その中に含まれなくてはなりません。というよりも大きな位置を占めているといってもいいでしょう。 がんの治療も、このホリスティックは医学を導入していかないと、ある壁を乗り越えることはできないのではないか、部分を見つめる西洋医学だけでは、それがいくら進歩しても限界というものがあるのではないか、と考えました。さらに全体を見つめる医学を合わせて、がんの治療に当たるということが急務ではないかと思うようにもなりました。 |
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心療内科高田馬場クリニック
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